400Recipeでは、ひき肉を使うレシピのカロリーを抑えるため、豚モモ赤身肉をフードプロセッサーにかけて自作のひき肉を作っています。
一般的な豚ひき肉より脂質を抑えやすい一方で、肉を切り、フードプロセッサーにかけ、使用後の容器を洗う作業は正直なところ少し手間です。
そこで見つけたのが、楽天市場で販売されている北海道産「十勝ホエー豚」の赤身ひき肉です。
今回は実際に商品を購入し、いつも作っている豚モモ赤身の自作ひき肉と、見た目・炒めやすさ・食感・味・価格を比較しました。
先に結論
価格は自作するより高くなりますが、低脂質で扱いやすく、味も自作ひき肉より好みでした。フードプロセッサーを使う手間まで考えると、400Recipeでも継続して使いたいと思える商品です。
購入した十勝ホエー豚の赤身ひき肉
今回購入したのは、北海道十勝の源ファームが販売する「十勝ホエー豚 赤身ひき肉」です。
| 商品名 | 十勝ホエー豚 赤身ひき肉 |
|---|---|
| 産地 | 北海道産 |
| 内容量 | 1kg(200g×5パック) |
| 保存方法 | 冷凍 |
| 購入価格 | 3,400円 |
| 100gあたりの価格 | 340円 |
価格や販売条件は変更される可能性があります。購入時には商品ページで最新情報をご確認ください。

商品は200gずつ、合計5パックに分けて冷凍された状態で届きました。
1パック200gなので、2人分のそぼろや麻婆豆腐、ミートソースなどに使いやすい量です。平らに真空包装されているため、冷凍庫でも重ねて保存しやすいと感じました。
ホエー豚とは?
ホエーとは、チーズなどを作る際に発生する乳清のことです。一般にホエー豚とは、このホエーを飼料として与えて育てられた豚を指します。
ホエイを与えて育てた豚の一例として、北海道ホエイ豚協議会では、協議会の基準を満たした「北海道ホエイ豚」の魅力を、肉臭さの少なさ、やわらかな食感、甘みのある肉質などと紹介しています。
すべてのホエー豚や部位に同じ特徴が表れるとは限りませんが、今回購入した赤身ひき肉も、脂の多い豚ひき肉のような濃厚さとは異なり、豚肉の旨みを感じられる食べやすい味でした。
カロリーとPFCを豚もも赤身肉と比較
商品のパッケージに記載された栄養成分と、普段400Recipeで使用している豚もも赤身肉の栄養成分を比較しました。
| 100gあたり | 十勝ホエー豚 赤身ひき肉 |
豚モモ赤身肉 自作ひき肉 |
|---|---|---|
| カロリー | 105kcal | 119kcal |
| たんぱく質 | 22.7g | 22.1g |
| 脂質 | 1.7g | 3.6g |
| 炭水化物 | 0.1g | 0.2g |
十勝ホエー豚の赤身ひき肉は、100gあたり105kcal、脂質1.7gです。
豚モモ赤身肉をフードプロセッサーにかけた自作ひき肉と比べても、表示上のカロリーと脂質はさらに低く、たんぱく質は100gあたり22.7g含まれています。
一般的な豚ひき肉のように脂身を多く含む商品ではなく、赤身肉を中心に作られた、ダイエット中の料理にも取り入れやすいひき肉です。
※自作ひき肉の数値は、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の「ぶた[大型種肉]もも・赤肉・生」を参照しています。実際の数値は、使用する豚肉や脂身の除き方によって変わります。
自作の赤身ひき肉と実際に比較してみた
ここからは、楽天で購入した赤身ひき肉と、豚モモ赤身肉をフードプロセッサーにかけて作った自作ひき肉を、同じ条件で比較します。
- 写真の左側:楽天で購入した十勝ホエー豚の赤身ひき肉
- 写真の右側:豚モモ赤身肉を使った自作ひき肉
解凍してボウルに出した状態

解凍してボウルに出した状態では、どちらも脂身が少なく、見た目に大きな違いはありません。
楽天で購入したひき肉は粒が比較的そろっており、自作したものは少し大きさにばらつきがあります。
自宅のフードプロセッサーでもひき肉は作れますが、市販商品のように均一な大きさに仕上げるのは難しいため、この時点でも商品の扱いやすさを感じました。
油をひかずにフライパンへ

脂質の少ないひき肉なので、油をひかずに炒められるかも確認しました。
フライパンに油を入れず、左右に分けて同時に加熱しています。
どちらも弱火で加熱を始めると肉から少量の脂が出て、その脂を利用しながら問題なく炒めることができました。今回の調理では、炒め油を追加する必要はないと感じました。
炒め油を使わずに済めば、その分のカロリーも抑えられます。約400kcalに調整する400Recipeでは、使いやすいポイントです。
炒めた後は楽天のひき肉の方がパラパラになった

炒め終わった状態を比較すると、楽天で購入した赤身ひき肉の方が、粒が細かく、きれいにパラパラとほぐれました。
自作ひき肉は、フードプロセッサーで細かくした肉同士がくっつきやすく、加熱中にダマになりやすい傾向があります。
楽天のひき肉も、脂質の多い一般的な豚ひき肉ほど細かなそぼろにはなりません。それでも、自作した赤身ひき肉よりは粒がほぐれやすく、料理に使いやすいと感じました。
赤身ひき肉をさらに細かく炒めるコツ
玉ねぎなど水分を含む野菜と最初から一緒に炒めると、肉が固まりにくくなり、より細かなそぼろに仕上がります。
そぼろ丼にして味を比較
最後に、どちらのひき肉もめんつゆだけで味付けし、ご飯にのせてそぼろ丼にしました。仕上げには刻んだ万能ねぎをのせています。

見た目だけでは大きな違いはありませんが、実際に食べてみると、楽天で購入した赤身ひき肉の方が粒のほぐれ方がよく、口の中で食べやすく感じました。
肉自体の味もしっかりしており、脂質が少ないからといって物足りない印象はありません。
妻にも食べ比べてもらったところ、2人とも楽天で購入したひき肉の方がおいしいという感想でした。
私は鹿児島に住んでおり、普段からおいしい豚肉を購入しやすい環境にあります。その豚もも肉を使った自作ひき肉と比べても、今回の商品は十分に満足できる味でした。
実際に使って分かったメリット
低カロリー・低脂質・高たんぱく
100gあたり105kcal、脂質1.7g、たんぱく質22.7gと、ひき肉としては非常に低脂質です。
ミートソース、麻婆豆腐、そぼろ丼、餃子など、ひき肉を多く使う料理のカロリーを抑えたいときに役立ちます。
フードプロセッサーを使わなくていい
豚モモ肉を自分でひき肉にする場合は、肉を小さく切ってフードプロセッサーにかけ、調理後に容器や刃を洗う必要があります。
この商品なら解凍してすぐに使えるため、その作業がすべて不要になります。
ひき肉を使うたびに発生していた手間を考えると、単に「低脂質な肉を買える」以上のメリットを感じました。
200gずつの小分けで使いやすい
1kgが200gずつ5パックに分かれているため、必要な分だけ解凍できます。
平らな状態で冷凍されており、冷凍庫に保存しやすい点も便利でした。
自作よりもパラパラに仕上がる
粒の大きさが比較的そろっているためか、自作ひき肉よりもほぐれやすく、そぼろ状に仕上げやすい商品でした。
そぼろ丼だけでなく、麻婆豆腐やミートソースなど、ひき肉を細かく炒めたい料理にも向いています。
赤身でも豚肉のおいしさを感じられた
脂身の多い豚ひき肉とは違う、あっさりとした食べ心地です。
一方で、豚肉の旨みはきちんと感じられ、低脂質だから味気ないという印象はありませんでした。妻と食べ比べても、2人とも自作ひき肉より今回の商品を好みました。
デメリットは価格の高さ
この商品の一番大きなデメリットは、価格です。
執筆時点では1kg3,400円なので、100gあたりに換算すると340円です。
| 1kgあたり | 3,400円 |
|---|---|
| 200gパックあたり | 680円 |
| 100gあたり | 340円 |
スーパーで豚もも肉を購入し、自分でフードプロセッサーにかける場合と比べると、食材費は高くなります。
そのため、価格の安さを最優先する人には、自作ひき肉の方が向いています。
一方で、この価格には次の価値が含まれていると感じました。
- 豚もも肉を切る作業がない
- フードプロセッサーを使わなくていい
- 調理後の洗い物が減る
- 自作よりも均一でパラパラに仕上がる
- 200gずつ小分けされている
- 味も自作ひき肉以上に好みだった
単純な肉の価格だけを見ると割高ですが、調理と後片付けの手間まで含めると、十分に購入を検討できる商品だと思います。
十勝ホエー豚の赤身ひき肉がおすすめな人
- ダイエット中もひき肉料理を食べたい人
- 低脂質・高たんぱくな食材を探している人
- 豚モモ肉をフードプロセッサーにかけるのが面倒な人
- 麻婆豆腐やミートソース、そぼろをよく作る人
- 使いやすい小分け冷凍肉を探している人
- 価格よりも調理時間や手間の削減を重視する人
反対に、できるだけ食費を抑えたい人や、フードプロセッサーでひき肉を作ることが苦にならない人は、スーパーの豚モモ赤身肉を使った方が経済的です。
まとめ|価格は高いが、手間と味を考えると買う価値あり
楽天で購入した十勝ホエー豚の赤身ひき肉を、自作の豚モモ赤身ひき肉と比較しました。
- 100gあたり105kcal、脂質1.7g
- 自作の豚モモ赤身ひき肉と同等以上に低カロリー・低脂質
- 油をひかなくても炒められた
- 自作ひき肉よりパラパラに仕上がった
- 妻と食べ比べても、楽天の商品がおいしいという結果だった
- フードプロセッサーと後片付けが不要
- 一方で100gあたり340円と価格は高め
購入前は「自作の赤身ひき肉の代わりになればいい」という気持ちでした。
しかし、実際に使ってみると、調理しやすさだけでなく、味の面でも自作ひき肉より好みでした。
価格だけを比べれば、自分で豚もも肉をひいた方が安くなります。それでも、肉を切る作業、フードプロセッサー、洗い物まで一度に省けることを考えると、私には買う価値のある商品でした。
400Recipeのひき肉料理を、より手軽に作りたい方にもおすすめです。
